「糸リフトは、顔がたるんでから受けるもの」そう思っている方も多いのではないでしょうか?
もちろん糸リフトは、頬やフェイスラインのたるみを引き上げる施術として広く行われています。しかし、糸リフトを受けるタイミングは、必ずしも「たるみが目立ってから」である必要はありません。まだ大きなたるみがない段階から、将来のたるみを考えてケアする「予防美容」や「メンテナンス美容」という考え方もあります。
【症例写真】たるみが強くない方の糸リフト

こちらは、糸リフトの施術前と施術直後のお写真です。
今回の患者様は、もともと頬のたるみが強く目立っている方ではありません。それでも、定期的に糸リフトを取り入れている理由は、「たるみが目立ってから改善する」のではなく、「今の状態をできるだけ長く維持したい」という考えからです。
大きなたるみが出てから一度に引き上げるのではなく、現在のお顔の状態を見ながら、早めにケアをしていく。このような考え方も、糸リフトの取り入れ方のひとつです。
今回のお写真は施術直後のため、少し腫れがあります。腫れが落ち着いてくることで、より自然な仕上がりになっていきます。
|糸リフトは「たるんでから」では遅い?
たるみは、ある日突然現れるものではありません。年齢とともに、皮膚や皮下組織、肌のハリなどが少しずつ変化することで、頬やフェイスラインにも徐々に変化が出てきます。
例えば、
- フェイスラインが以前よりぼんやりしてきた
- 頬の位置が少し下がった気がする
- 口元のもたつきが気になる
- 写真を見ると以前より顔が下がって見える
- 横顔のフェイスラインが変わってきた
など、小さな変化から「たるみ」を意識するようになります。
そのため、糸リフトを始める年齢に「○歳から」という明確な正解があるわけではありません。糸リフトは年齢だけで判断するものではなく、肌の状態やたるみの程度、骨格などを含めて適応を判断することが重要です。
|糸リフトは何歳から受ける?
「糸リフトは何歳から受ける人が多いですか?」
これは、カウンセリングでもよくいただく質問です。実際には、20代から70代まで、糸リフトを受ける目的はさまざまです。
20代 予防美容・フェイスラインのケア
30代 たるみの初期サインへのケア
40代 頬やフェイスラインのたるみ改善
50代以上 進行したたるみの改善
このように、年代によって目的が変わってきます。ただし、これはあくまで目安。「30代になったから糸リフト」ではなく、「今のお顔に糸リフトが必要かどうか」で考えることが大切です。
|20代から糸リフトを受けるのは早い?
「20代で糸リフトは早すぎませんか?」
これもよくある疑問です。日本では、糸リフトというと30代・40代以降の美容医療というイメージを持つ方も少なくありません。一方、タイでは、20代から美容医療を取り入れることも比較的身近です。ボトックスや肌管理などと同じように、将来的な変化を考えながら美容医療を取り入れる方もいます。
糸リフトについても、
「今のフェイスラインを維持したい」
「将来のたるみが気になる」
「大きく変えるのではなく、自然にケアしたい」
といった目的で、20代から相談される方もいます。
ただし、20代なら誰でも糸リフトが必要というわけではありません。若い方はもともと肌のハリが保たれていることも多いため、糸リフト以外の方法が適している場合もあります。
だからこそ、「20代だから早い」でも「20代だから予防のために絶対必要」でもありません。ご自身のお顔の状態を診てもらい、本当に必要なのかを判断することが大切です。
|「たるみ予防」としての糸リフトとは?
糸リフトには、特殊な糸を皮下に挿入し、組織を引き上げることでフェイスラインなどを整える作用があります。また、糸の周囲で組織反応が起こることで、コラーゲンなどが形成されることも知られています。そのため、糸リフトは単純に「その場で顔を引き上げる施術」だけではなく、肌や皮下組織への刺激を利用した美容医療という側面もあります。
ただし、「糸リフトをすれば将来たるまなくなる」という意味ではありません。たるみの進行には、加齢だけでなく、紫外線、生活習慣、体重変化、骨格、皮膚や脂肪の状態など、さまざまな要素が関係します。
そのため、ここでいう「たるみ予防」とは、将来的なたるみを完全に防ぐという意味ではなく、現在の状態を確認しながら、早い段階からケアしていくという考え方です。
|たるむ前に定期的なメンテナンス
今回の患者様のように、もともと大きなたるみがない段階から、定期的に糸リフトを取り入れる方もいます。
これは、たるんでから一気に治療するのではなく、定期的なメンテナンスで「今のフェイスラインをできるだけ長く維持したい」という考え方です。
お顔は年齢とともに少しずつ変化します。そのため、毎回同じ本数、同じ位置に糸を入れるのではなく、その時のお顔の状態を確認しながら必要なケアを考えることが大切です。
美容医療も、「一度施術をしたら終わり」ではなく、その時の自分に必要なケアを選ぶという考え方ができます。
|30代は「たるみの初期サイン」に注目
30代頃になると、
「以前より頬が下がってきた気がする」
「フェイスラインがすっきりしない」
「写真を見ると口元が以前と違う」
など、少しずつ変化を感じる方も増えてきます。
この段階で糸リフトを検討することもできます。まだたるみが強くない場合は、自然な変化を目指して施術をデザインしやすいこともあります。一方で、たるみがかなり進行している場合には、糸リフトだけでは希望する変化が得られないケースもあります。
だからこそ、「もっとたるんでから考えよう」ではなく、気になり始めた段階で一度相談するという方法もあります。
|40代以降は「たるみ改善」
40代以降になると、頬やフェイスラインのたるみがより明確になってくる方もいます。この場合は、予防というよりも、現在あるたるみを改善するための治療として糸リフトを検討することになります。糸の種類や本数、挿入する位置なども、たるみの程度や脂肪の状態によって変わります。
「糸は多ければ多いほど良い」というわけではありません。
自然な仕上がりを目指すためにも、現在のお顔の状態に合わせた施術計画が重要です。
|糸リフトは「年齢」より「今のお顔」
結局のところ、「糸リフトは何歳から?」という質問に対して、年齢だけで答えることはできません。
20代でも必要な方がいます。30代で初めて検討する方もいます。40代以降で、たるみ改善を目的に受ける方もいます。
大切なのは、
- 現在のたるみの程度
- 肌の状態
- 皮下脂肪の量
- 骨格
- フェイスライン
- ご本人が希望する仕上がり
- 今後どのように美容医療を取り入れていきたいか
などを総合的に考えることです。
|「今はまだたるんでいない」からこそ、できるケア
今回の症例の患者様のように、まだ大きなたるみがない方が定期的に糸リフトを受けるという選択肢もあります。これは「若いうちからたくさん糸を入れればいい」という話ではありません。
必要なときに、必要なケアを。それが予防美容の基本です。
たるみが目立ってから大きく変えるのではなく、今の状態を見ながら少しずつケアしていく。
タイ・バンコクで美容医療を身近に感じている方には、こうした「治療」だけではない美容医療の取り入れ方も知っていただきたいと思っています。
「まだたるみは気にならないけれど、将来が心配」
「今のフェイスラインをできるだけ維持したい」
「20代だけど、糸リフトについて相談してみたい」
そんな方は、一度相談してみてはいかがでしょうか?🌿

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